鳥頭の覚書

アイドルが好きです。Juice=Juice、Travis Japan…

三十代ハロヲタがTravis Japanの川島如恵留さんに転んだ話

転んだなーと自覚してから一ヶ月ほどが経つ。
一ヶ月の間、情報局などには入りつつも(会費安すぎてびっくりした)自身の熱に対して懐疑的だった。
推しであるJuice=Juiceの宮崎由加ちゃんの卒業が寂しすぎて逃避しているだけではないのか?すぐに気持ちが冷めてしまうのではないのか?と。
でも、好きなものは好きだって、言えるときに言っておかないと後悔すると由加ちゃんに教えられたので、Travis Japan川島如恵留さんに転んだことを素直に認め、今の気持ちを率直に書いておこうと思う。
三次元の男性アイドルに転んだのが初めての経験なので、どんなテンションでいたらいいのか分からないのだが。

Travis Japanにはまったきっかけ

前提として、私はジャニーズに詳しくない人間だ。
テレビをあまり見ない人間なので、そもそも接する機会が少ない。ただ、ジャニヲタの方のはてなブログを読むのが好きなので、ジャニーズのタレントそのものは知らないのに妙に偏った知識は持っていたかもしれない。
また、ハロプロやSideM関係でTwitterでフォローしている内でジャニヲタを兼ねている方が何人かいらっしゃったので、その方々のツイートから断片的な知識を得ていたが、やはりこちらも偏った知識であったと思う。KAT-TUNは特攻がすごいことと、中丸さんがブラホック外しが得意という知識はある。正しいかは知らない)

さて、そんな私がTravis Japanと出会ったのは、TLに流れてきた1つのTweetがきっかけだった。

無断リンクすみません、問題があれば削ります。

今自分のTLを確認したら、5/27のことだった。
この時点では特に気になったメンバーがいたわけではなく、「Travis Japanって名前は聞いたことある気がするな?あ、YouTubeで何かやってるのか」と軽い気持ちで動画に手を伸ばした。
当時、Jr.チャンネルのトラジャ最新動画はVOLCANOのダンス動画だった。


Travis Japan【ダンス動画】VOLCANO (dance ver.)

「え、何これかっこいい。曲も好き。ダンスも好き。やばい」と一気に興奮した。
大変失礼だけれども、ジャニーズに対して「ダンスの上手い人は個々人として存在するけれどもグループとしてはそんなに…歌も口パクが多いらしいしテレビタレントさんだよね」というような印象を抱いていた私にとっては、まさしくカルチャーショックだった。
パフォーマンス厨、スキル厨の血が騒ぎ、他のダンス動画やライブ動画を見漁った。
複雑なフォーメーションにシンクロダンスにハロヲタとして親近感も覚えた(推しのJuice=Juiceちゃんはダンスが売りのグループではないけれども)

落ちたなと思ったのはこの動画だった。


Travis Japan【童謡で踊ってみた】みんなが知ってるあの曲に本気ダンス!

すごいパフォーマンス集団だな!?という一発目の衝撃から、この動画でメンバーのふわっふわした緩さ、でもパフォーマンスには妥協せず手を抜かない姿勢に触れ、そのギャップに完全に転んだことを自覚した。

川島如恵留さんに転んだ理由

明確なきっかけはなかったと思う、ただいつの間にか自然と動画でも如恵留さんを目で追うようになっていた。
ただ今冷静に考えてみると、如恵留さんには私のあらゆるツボがつかれている。

1.パフォーマンスレベルが高いところ

私は前述の通り、パフォーマンス厨、スキル厨である。
ハロプロでは高橋愛ちゃん&亀井絵里ちゃん→Juice=Juiceちゃん(ほぼ箱推し)と推し変遷をしている。お顔が良くてダンスの表現力があって歌が上手いというのがまず第一の好きポイントなのではないかと思う。
如恵留さんも例にもれず、そのタイプだ。

バレエを習っていた経験があるとのことで、姿勢が美しいし安定感がある。関節どうなってるの?と思うくらいしなやかな動き。曲によって全く違う印象を受けるダンスからは、如恵留さんの表現力の高さを感じる。
如恵留さんと言えばアクロバットだが、あんなにしなやかなアクロバットを私は初めて見た。あんなに打点が高いバク宙をするのに、どんな原理で着地音がしないのだろう?如恵留さんの周りには重力がないんだろうか?

そして、如恵留さんの歌!!
Travis Japanを好きになって、パフォーマンス動画やライブ映像を見て、やはりハロプロに比べると被せや口パク率は高いなと感じた。そこは正直にちょっと残念だった。ただ、被せや口パクでもわかる歌の上手さもある。
発声だ。
如恵留さんは、多分、きちんとしたボイストレーニングを積んだ経験のある人だと思う。声を体のどこで響かせるのが正解か、きちんと知っている人の発声をしている。発声が下手な人の歌声を長く聞いていると耳が疲れてしまうが、如恵留さんは聞いていて無理のない心地よい歌声だ。今は機械でリアルタイムで音程修正なんかもできてしまう時代だけれど、発声は機械ではごまかせない。ユニゾンでも如恵留さんの歌声は抜けて聞こえてくることが多い、それは如恵留さんの声質が特異的というよりもやはり発声がきちんとしているからではないかと思う。
それに、生で如恵留さんの歌を聞いたことがないので的外れかもしれないが、普通に音程もしっかり取れる人じゃないかな? DWMファンコール動画で、ワンフレーズアカペラで歌っているときの音程がとてもしっかりしているので。

歌もダンスもアクロバットもお上手で、表現力も高い如恵留さん。舞台で輝くアイドルが大好きな私にとって、理想のアイドルと言えるかもしれない。

2.理想が高く努力家なところ

如恵留さんは歌もダンスも上手で、楽曲アレンジもトークの仕切りもできる。仕事しながら宅建に一発合格。フットワークが軽くて英語も喋れて、結果1人ミステリーハンターまで出来ちゃう。女装しても美人。
一体何ができないのか?完璧超人なのか?天は川島如恵留に何物を与えたもうたのか?と言いたくなるところだが、それは如恵留さんの努力がそう見せているのだ。
如恵留さんは努力を厭わない。努力を楽しむことができるすごい人だ。

私は自分で言うのもなんだが、そこそこ要領がよく、あまり努力せず生きてきた。評価も給金も能力以上にいただいている今の境遇に文句はないけれども(ちょっと労働時間ブラックだけど)努力すればもっと成果を出せたのかもしれない、けれどその努力ができなかった。それは私の根が怠惰ということもあるし、逃げでもあった。頑張っていなければ、結果が出なかったときにやらなかったことが言い訳になる。けれど、努力しても結果が出なかったら?

私は努力は才能だと思っている。
如恵留さんにはその才能がある。
努力しても結果が出るとは限らない芸能界で、努力をし続けることができる如恵留さんを私は尊敬してやまない。

3.愛が重いところ

如恵留さんは自他共に認める、愛が重い人だ。トラジャのメンバーやご家族に対しても、我々ファンに対しても、惜しみなく深い愛を与えてくれる。
(公式でメンバーからママ扱いされる24歳男性…罪深い…。そういえば私の推しメン、Juice=Juiceの元リーダー宮﨑由加ちゃんもファンからママ扱いされていますね、奇遇ですね)

しかし如恵留さんは、それと同時に重たい愛を求めている人なのではないかな?と思う。
如恵留さんはご自分のことを寂しがりやで甘えたがりだと言う。同時に承認欲もしっかりある人だと思う。
そんな如恵留さんに対して、頑張っている分だけ報われてほしい、幸せになってほしいと思うし、ファンに愛を注いでくれた分、私も如恵留さんに何かできることがないかな?と考える。結論、お金を出すことくらいしか思いつかないのだけど。
寂しがりやで甘えたがりな部分は、誰か如恵留さんに甘えて甘やかしてくれる人がいたらいいなーと思うけど、最近元太くんにうみちゃんにしめちゃんが如恵留さんとよく絡んでいるのでおばちゃんはほっとしている。

4.生き方が真っ直ぐで不器用なところ

ここまで書き連ねてきて、如恵留さんに最終的にすっ転んだ一番大きなポイントは、如恵留さんの生き方が不器用なところかもしれないと感じた。
ちょっと2、3とかぶってしまうのだけど、如恵留さんの生き方ってすごく不器用だと思う。

如恵留さんって、多分どうやったって生きていける人だ。うみちゃんがJr.維新で言っていたように、青学を出て普通に就職したら有能なビジネスマンとして成功できる人だと思う。多分利口で器用な生き方ってそっちなんじゃないかな。でも如恵留さんはトラジャを選んでくれた。損得じゃなくて自分のやりたいことを貫く如恵留さんが素敵だと思う。

如恵留さんの真面目すぎて不器用な生き方は、月一の激重長文ブログ「のえまる」にたくさん詰まっている。真面目故に気にしすぎるところがあったり、譲れない部分に対して頑固だったり、本当に24歳男性か?ってくらい純粋に自分の言葉を綴ってくれていて、私もこんな風に真っすぐに生きたいなあと、毎日の生きる糧をもらっている。

ゲームでいつも一番手にされてちょっと不満そうな如恵留さん、メンバーから褒められたりいじられたりすると嬉しそうな如恵留さん、メンバーへのフォローを忘れない如恵留さん、でも仕事に関する部分では厳しい部分もある如恵留さん、たまに口が悪くなる如恵留さん、他にもいろいろあるけれども、そういう如恵留さんが人間として大好きだ。

5.ちょいちょい目線がこちら側なところ

  • 松松シンメ推し
  • きょもほく推し
  • 尊い…」
  • バブみが薄れる」
  • 「薄い本」

綿密なリサーチ(エゴサ)の結果なのか…?
ワードセンスがたまに完全にこちら側で、大変に親近感を覚える。そういう身近に感じられるところも好きだよ!

最後に

正直なところ、この年でジャニーズに、それもデビュー前の若い子に転ぶとは思っていなくて、まだ自分でも困惑がある。
それに、Travis Japanは長い歴史を持つグループで、新参者の私には理解しえない部分も多い。その歴史の重みに少し尻込みする気持ちもあるけれども、きっと今のタイミングでしか私はTravis Japanに、川島如恵留さんに出会えなかったと思うから、この出会いを大切にして、応援していけたらいいなと思う。